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窓ガラスの掃除方法

住宅用の窓ガラスは自動車などと違って撥水加工などを施さないのでどうしても汚れが目立ってしまいます。雨の多い梅雨時や夏はそれほど気になりませんが、風が強まる冬などは窓ガラスがほこりだらけになって気になる方も多いでしょう。窓ガラスの汚れには様々なケースが考えられますのでケースごとに最適なお掃除方法をご紹介させていただきます。

砂埃の汚れ

雨が降って窓ガラスに水滴がたくさん付着した後、砂を含んだ風が当たると茶色い斑点模様の汚れが窓ガラスにつきます。濡れた雑巾でササッと拭いてしまえば終わるのですが、砂の微粒子を含んだこれらの汚れをいきなり雑巾で拭くと目には見えない細かい傷がたくさんつき、汚れやすい窓ガラスになってしまいます。砂埃を含んだ汚れは、まずホースやじょうろなどを使ってたっぷり水をかけ、やわらかいスポンジで軽く流した後に雑巾などでから拭きするようにしましょう。

水垢系の汚れ

ガラスうろこ取りクリーナー雨が降った後で自然乾燥すると水垢の斑点模様が付着します。水洗いしてスポンジでサッと拭いても白っぽい丸い跡がうっすら残ってると思います。この水垢汚れは落ちにくいので専用の洗剤などを使ってキレイに落とします。一番のオススメはカー用品店で売ってる水垢落としの洗剤です。大量に使う必要は無いので少量取って丁寧に磨くときれいさっぱり汚れが消えます。

潮風によるベタベタ汚れ

海に近いお家や、南風が強烈に吹き込む夏場などは、海水に含まれていた塩が風にのって窓ガラスに付着することがあります。ベタベタしているので視界が悪くなり、汚れも付きやすいので早めに落とすことをお勧めします。潮のお掃除は水道水をたっぷりかけながらやわらかいスポンジでなでるように洗ってあげると簡単に落ちます。流した水にも潮が含まれているとサッシ部分などが腐食しやすくなりますので、完全に流しきることがコツです。

人の手形などの汚れ

小さなお子様がいらっしゃるご家庭や、商業施設などの窓ガラスには無数の人の手形などがついてることがあります。この手形の原因は「脂」ですので、水拭きをしただけでは簡単には落ちないことが多いです。水洗いをしながら中性洗剤で洗い流すのが一番落ちますが、水を使えない時は、バケツに泡立たない程度の少量の中性洗剤を混ぜ、その水を雑巾に吸わせて固く絞った雑巾で拭くとキレイに落ちます。

手の届かない外側の窓ガラスの掃除方法

高層マンションなどは危険防止のために窓そのものが開かない設計になっています。窓が汚れて気になるかも知れませんが、こうした窓は無理に掃除をしないことが無難です。万が一掃除用具を落としてしまった場合、大事故につながる恐れもあります。また、足を滑らせて自分が落ちてしまう可能性もあります。

低層住宅や危険性の無い場合は、ホームセンターなどで売ってるマグネット吸着型の掃除用具がお勧めです。窓ガラスの外側と内側で強力な磁石を使って挟み、その間に専用のお掃除シートなどを挟んで掃除することができます。それぞれの磁石には落下防止用に紐などがついてますので、万が一落としそうになっても大丈夫なようにはなっていますが細心の注意が必要です。但し、金網入りの窓や、表面が凸凹している窓には使用できません。(小さなタイプは水槽のコケ落としなどにも使えます)

窓ガラス修理のQ&A